白榴粗面岩(読み)はくりゅうそめんがん(その他表記)leucite-trachyte

岩石学辞典 「白榴粗面岩」の解説

白榴粗面岩

粗面岩の組成リューサイトが加わった火山岩[Rath : 1868].イタリアの地方ではペトリスコ(petrisco)の名で知られた岩石で,サニディンオージャイト,雲母,リューサイト,ネフェリンから構成されている.ローゼンブッシュは白榴響岩(leucite-phonolite)とした岩石で,ワシントンはリューサイト・ヴィテルボ岩(viterbite)とヴェトララ岩(vetrallite)の中間とした[Rosenbusch : 1896, Washington : 1906].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android