白河石川岩瀬三郡白川古領村郷高帳(読み)しらかわいしかわいわせさんぐんしらかわこりようむらごうたかちよう

日本歴史地名大系 の解説

白河石川岩瀬三郡白川古領村郷高帳(白河古領村郷高帳)
しらかわいしかわいわせさんぐんしらかわこりようむらごうたかちよう

成立 天明六年か

原本 大戸信

解説 慶安二年本多忠義が白河藩に一二万石で入封し、翌三年領内総検地を実施し、三万七千石余を打出し、年貢増徴策をとった。この時の高がその後も踏襲されたため村々の苦難もととなった。その高が記される。村々の配列はその後白河藩領のまま、幕府領になったもの、越後高田藩になったものなどに分けて記される。

活字本福島県史」八

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android