配列(読み)ハイレツ

デジタル大辞泉 「配列」の意味・読み・例文・類語

はい‐れつ【配列/排列】

[名](スル)順序を決めて並べること。また、その並び。「五十音順に―する」
(「配列」と書く)コンピュータープログラミング言語における、データ形式の一。同じ型のデータ集合を意味し、個々のデータは変数添え字で区別する。
[類語]羅列順序順番順位序列席順席次着順語順手順道順オーダー並び行列整列縦列並列直列堵列とれつ隊列隊伍一列分列列立列する連なる並ぶ立ち並ぶ

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精選版 日本国語大辞典 「配列」の意味・読み・例文・類語

はい‐れつ【配列・排列】

  1. 〘 名詞 〙 順序よく並べること。また、その並び。配置
    1. [初出の実例]「われを排列して、われこれをみるなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)有時)
    2. 「士卒排列、喝道、行を啓く」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)五)
    3. [その他の文献]〔盧炳‐念奴嬌・白蓮呈羅教黄法詞〕

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「配列」の解説

配列

プログラミング言語において、同じ型のデータ項目を並べた表現形式。1次元の列や2次元の表、それ以上の次元のものも含む。データ項目を配列要素といい、配列要素の位置を示す番号を添え字という。1項目に付く添え字の数でその配列の次元を表す。たとえば、1次元のデータ列は、A11]、A[21]、A[2]、A[3A[nA[n]のように並び、それぞれの配列要素に付く1、2、nを添え字と呼ぶ。プログラミング言語の中には、3次元、4次元などの高次元の'''配列'''を扱えるものもある。

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普及版 字通 「配列」の読み・字形・画数・意味

【配列】はいれつ

按排する。

字通「配」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の配列の言及

【コンピューター】より

…たとえば,MIPS(mega instructions per second)は,整数演算が毎秒何百万回実行できるか,MFLOPS(mega floating operations per second)は浮動小数点数演算が毎秒何百万回実行できるかを表す。 メモリーが規則正しく番地付けられているので,1次元行列はもちろんのこと,2次元以上の行列 (コンピューターの用語では配列という)でも要素の位置が簡単に計算できる。だから,行列計算はコンピューターの最も得意とする分野である。…

【データ構造】より

…この表記法では,コロンの左がメモリーの番地,右がその番地に記憶されている値を表す。 列を配列で表現する場合は,連続する番地に列の各要素を順序どおりに格納する。列の先頭の要素の番地と列の要素の個数は別に記録しておく必要がある。…

※「配列」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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