盗人猛猛しい(読み)ぬすっとたけだけしい

精選版 日本国語大辞典 「盗人猛猛しい」の意味・読み・例文・類語

ぬすっと【盗人】 猛猛(たけだけ)しい

人情本・春色恋白波(1839‐41)二「盗人(ヌスット)猛々(タケダケ)しい縦令(たとへ)通り、大胆(ふてへ)事を吐しゃアがるナ」

ぬすびと【盗人】 猛猛(たけだけ)しい

盗みや悪事を働きながら何くわぬ顔でいたり、とがめられて逆に居直ったりするのをののしっていう語。ぬすっと猛猛しい
※俳諧・毛吹草(1638)二「ぬす人たけだけし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「盗人猛猛しい」の意味・読み・例文・類語

盗人ぬすびと猛猛たけだけしい

ぬすっと猛猛しい」に同じ。

盗人ぬすっと猛猛たけだけしい

盗みをしながら平気でいたり、悪事をとがめられて逆に居直ったりすることをののしっていう語。ぬすびと猛々しい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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