盗起つ(読み)ぬすたつ

精選版 日本国語大辞典 「盗起つ」の意味・読み・例文・類語

ぬす‐た・つ【盗起】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 ( 「ぬすだつ」とも。ぬすみ起つ意 ) 鷹狩で、鷹に追われた鳥が草の陰などに隠れて、ひそかに飛び立って逃げ去る。
    1. [初出の実例]「鳥もはやぬす立ぬらん八草にたもろく見ゆる鷹のふるまひ」(出典:西園寺鷹百首(14C後‐15C前か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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