盲が杖に離れたよう(読み)めくらがつえにはなれたよう

精選版 日本国語大辞典 「盲が杖に離れたよう」の意味・読み・例文・類語

めくら【盲】 が 杖(つえ)に離(はな)れたよう

  1. 頼りとするもののないことをたとえていった。めくらの杖を失うが如し。
    1. [初出の実例]「お前に先へ行かれては何のことはない盲(メクラ)が杖(ツエ)に放(ハナ)れたやうなもの」(出典:歌舞伎・梅雨小袖昔八丈(髪結新三)(1873)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 はな 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android