盲の杖を失うが如し(読み)めくらのつえをうしなうがごとし

精選版 日本国語大辞典 「盲の杖を失うが如し」の意味・読み・例文・類語

めくら【盲】 の 杖(つえ)を失(うしな)うが如(ごと)

  1. めくら(盲)が杖に離れたよう
    1. [初出の実例]「所に住みながら、御扶持あるかたがたに、にくまれ申すものならば、偏にめくらの杖をうしなふに似たるべし」(出典:車屋本謡曲・景清(1466頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android