相従(読み)あいしたがう

精選版 日本国語大辞典 「相従」の意味・読み・例文・類語

あい‐したが・う あひしたがふ【相従】

(「あい」は接頭語。「したがう」の改まった言い方)
[1] 〘自ハ四〙
① 他のものごとに伴ってあることをする。また、先例や予定に従ってものごとを行なう。
権記‐寛弘八年(1011)八月二七日「荷前之儀如此、可相准也」
風姿花伝(1400‐02頃)四「大和国春日御神事相随(アヒシタガフ)申楽四座」
② ともに後からついて行く。随行する。
太平記(14C後)二一「歩跣(かちはだし)にて相従ふ」
[2] 〘他ハ下二〙 (室町時代ごろからヤ行にも活用) 供につれて行く。率いる。
※太平記(14C後)二〇「纔に五十余騎の勢を相従へ」

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普及版 字通 「相従」の読み・字形・画数・意味

【相従】そうじゆう

嫁入り

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