相頼(読み)あいたのむ

精選版 日本国語大辞典 「相頼」の意味・読み・例文・類語

あい‐たの・む あひ‥【相頼】

〘他マ四〙 (「あい」は接頭語)
① (「たのむ」の改まった言い方) たよりとする。頼みとする。
落窪(10C後)二「医師(くすし)なり。御病もふとやめ奉りて。今宵よりは一向(いかう)にあひたのみ給へ」
② 互いに頼みとする。たより合う。
※百座法談(1110)三月二七日「われら皆兄弟として各あひたのまむとて」

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