真ん陸(読み)マンロク

デジタル大辞泉 「真ん陸」の意味・読み・例文・類語

まん‐ろく【真ん陸】

[名・形動ナリ]
平らなこと。公平なこと。また、そのさま。
「頭とはかしら、どっちへも傾かず、―ながよいさかい直頭ろくとうと申します」〈浄・手習鑑
十分なこと。完全なこと。また、そのさま。
「―な食らい物も出しゃあがらねえ」〈洒・寸南破良意〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 直頭

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android