…その祖型は在来の飯釜,湯釜に求められるが,しだいに工芸品として完成されていった。基本形は,共蓋または唐銅蓋をそなえ,胴に2個の鐶付(かんつき)を持つもので,真形(しんなり)釜と呼ぶが,産地,時代,釜師によってさまざまな形態が作り出されており,さらに文様,作者,所持者,伝来などに由来する名称がつけられる。 産地としては,筑前芦屋と下野天明(てんみよう)が古くから知られる。…
※「真形釜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...