世界大百科事典(旧版)内の眩(幻)人の言及
【幻術】より
…目眩(めくらまし)ともいい,人の目をくらます術である。その術師を眩人(幻人)といったが,妖術,忍術,魔法,外法(げほう),あるいは奇術,手品を含み,もともと西域に起こったもので唐を通じて伝来し,天平時代にはかなり盛んになっていた。本来散楽(さんがく)中の一類で,のちに傀儡(くぐつ)や放下(ほうか)の徒が演じてみせた。…
※「眩(幻)人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」