睨め掛く(読み)ネメカク

デジタル大辞泉 「睨め掛く」の意味・読み・例文・類語

ねめ‐か・く【×睨め掛く】

[動カ下二]にらみつける。
「おの(=キサマ)、後にあはざらんやは、とて―・けて帰りにければ」〈宇治拾遺・九〉

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精選版 日本国語大辞典 「睨め掛く」の意味・読み・例文・類語

ねめ‐か・く【睨掛】

  1. 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 にらみつける。
    1. [初出の実例]「仏師は、かならず人の妻やまきける。をの、のちにあはざらんやはとて、ねめかけて帰にければ」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)九)

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