瞬間接着剤(読み)シュンカンセッチャクザイ

デジタル大辞泉 「瞬間接着剤」の意味・読み・例文・類語

しゅんかん‐せっちゃくざい【瞬間接着剤】

きわめて短時間に固定することができる接着剤主成分のシアノアクリレートが、空気中の水分に反応して硬化することを利用したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「瞬間接着剤」の解説

瞬間接着剤
シュンカンセッチャクザイ
instantaneous adhesive

きわめて短時間(秒単位)に接着する接着剤.シアノアクリレートが水分に触れると瞬間的に重合することを利用したものが代表的なものである.

機械,電気関係,医用に用いられる.ホットメルトも短時間に接着するので,瞬間接着剤の一種である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android