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機械 きかい machine

翻訳|machine

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

機械
きかい
machine

機械の定義は時代とともに変遷している。 1960年代頃までは,使用中に受ける外力,温度,その他に耐えうる物体の結合・組合せから成り,それらのうちの特定部分が一定の相対運動を行なって,外部から与えられたエネルギーを所要の仕事に変換するものとされてきた。

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デジタル大辞泉の解説

き‐かい【機械/器械】

動力を受けて、目的に応じた一定の運動・仕事をするもの。
実験・測定・運動競技などに使う装置・道具。
自分の意思を失ったように、指令どおりに動いたり、物事を繰り返したりすること。
[補説]「工作機械」「包装機械」のように、動力を用いて操作する装置(マシン)を「機械」、「測定器械」「光学器械」のように、人間が直接動かし、比較的小型で小規模な装置や道具(インストルメント)を「器械」と使い分けることが多い。
書名別項。→機械

きかい【機械】[書名]

横光利一の小説。昭和5年(1930)発表。心理主義的手法が高く評価された。

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百科事典マイペディアの解説

機械【きかい】

機械の概念は時代とともに大きく変わってきているが,その定義として有名なのは,F.ルーローが19世紀末に与えたものである。それによると機械とは,〈1.力に対して抵抗力のある物体の組合せであって,各部分は所定の相対運動を行い,2.人間に有用な仕事を行うもの〉である。

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世界大百科事典 第2版の解説

きかい【機械】


[概念]
 〈きかい〉という言葉は古くからあったが,〈機械〉の文字が用いられるようになったのは1874年以後である。それ以前は〈器械〉と書くのが普通であった。この語は古くは《周礼》に出てきて,〈器〉は楽器,〈械〉は武器を意味していた。さらにさかのぼると〈器〉は,(一説によれば)犬の周囲に口が四つ集まっている形で犬の肉を盛った皿のことだという。《後漢書》の注によると〈内に盛るものが器,外に盛るものが械〉である。

きかい【機械】

横光利一短編小説。1930年(昭和5),《改造》に発表。ネームプレート製造の町工場に状況を限定し,そこに働く3人の男の対立,葛藤を〈私〉を語り手にして描く。この〈私〉の〈意識の流れ〉,さらには〈自分を見る自分〉としての〈自意識〉を唐草模様に織りなしたように,段落の少ない,長いセンテンスに表していることが特色。人間を〈見えざる機械〉の心理が動かしつづけてやまないという,横光の心理主義の認識が,この作で確立されたとみられる。

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大辞林 第三版の解説

きかい【機械】

小説。横光利一作。1930年(昭和5)「改造」に発表。ネームプレート工場を舞台に,「私」を含む四人の間の,歯車のようにからむ心理的葛藤を描く。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の機械の言及

【機構学】より

…機械の構成に関する理論を取り扱う学問。一般に機械と呼ばれるものは相対運動をするいくつかの部分から成っているので,その相対運動の性質を研究し,これを機械の設計に役だてるのが機構学の目的である。…

【道具】より

…同様に装飾品もその始めは呪術的意味を担っていたので,この意味での祭具に属し独特の発達をとげた。 他方,生産のための道具は,動力の伝達と制御を効率よくするために握る部分(動力が与えられる部分)と,作用する部分(作業をする部分)とが分化して伝動装置が間に入ることにより機械となった。ここ200年ほどの間に機械は急速に発達したが,かといって道具がなくなってしまったわけではない。…

【労働】より

…ここでは,労働は一挙に人間の主体的な意識にリードされた対象的活動となる。労働を,労働者が,労働手段(道具)を用いて,労働対象を加工し,生産物に仕上げていく活動であるととらえる常識的な図式は,古代の農夫の労働や,機械のシステムに組み込まれた今日の労働よりも,むしろ,手工業職人の労働の記述に最もふさわしいことを注意しておきたい。 手工業に基礎をおいた社会を理解するためにたいせつなことは,仕事能力と人間との一体性である。…

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