普及版 字通 「矛楯」の読み・字形・画数・意味 【矛楯】むじゆん ほこと、たて。自己着。〔韓非子、難一〕楚人(そひそ)に、楯と矛とを鬻(ひさ)ぐり。之れを譽(ほ)めて曰く、吾が楯の堅きこと、能く陷(やぶ)る(な)きなりと。其の矛を譽めて曰く、吾が矛の利(と)きこと、物に於て、陷らざる無きなりと。或ひと曰く、子の矛を以て子の楯を陷らば何如(いかん)と。其の人應(こた)ふること能はざるなり。字通「矛」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報