石坂出村(読み)いしざかでむら

日本歴史地名大系 「石坂出村」の解説

石坂出村
いしざかでむら

[現在地名]小矢部市矢水町やすいちよう

四日町よつかまち村の東、小矢部川左岸に位置。天正一一年(一五八三)石坂いしさか(のちの石坂新村)の市郎衛門が小矢部川沿いの葦草原を開拓したのに始まると伝え、新開田高一八〇石という(藪波村史)。礪波郡村名由来(加越能文庫)には、承応二年(一六五三)石坂新村より分れて村立てされ、石坂出村と称したとある。寛文一〇年(一六七〇)には村御印を交付されており、草高九二石・免四ツ五歩(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android