石清水八幡宮文書(読み)いわしみずはちまんぐうもんじょ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「石清水八幡宮文書」の意味・わかりやすい解説

石清水八幡宮文書
いわしみずはちまんぐうもんじょ

石清水八幡宮旧別当家であった田中・善法寺(ぜんぽうじ)(のち菊大路(きくおおじ))両家および旧神官諸家に伝わる文書総称。古代以降の同宮領、同宮内の支配組織、同宮と公武権力との関係などを知ることができる。なお同宮関係史料は、『石清水八幡宮史』『石清水八幡宮史料叢書(そうしょ)』『正・続群書類従(ぐんしょるいじゅう)』『大日本古文書 家わけ4』1~6(東京大学出版会)に所収

[伊藤清郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android