コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

群書類従 ぐんしょるいじゅう

6件 の用語解説(群書類従の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

群書類従
ぐんしょるいじゅう

日本の古代から江戸時代初期にいたるまでの古書を集大成した叢書。編者は塙保己一 (はなわほきいち) を中心に,子の忠宝 (ただとみ) ,孫の忠韶 (ただつぐ) ,弟子の屋代弘賢 (やしろひろかた) ,黒川春村

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ぐんしょるいじゅう【群書類従】

江戸後期の叢書。正編530巻。続編1150巻。塙保己一(はなわほきいち)編。正編は文政2年(1819)、続編は明治44年(1911)に刊行完了。古代から近世初期までの国書を神祇・帝王など25の部門に分けて収めたもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

群書類従【ぐんしょるいじゅう】

塙保己一(はなわほきいち)が,古代から江戸初期までの主として未刊の文献1270種を530巻に編集,1793年―1819年にわたって刊行した一大叢書。続編として2103種1150巻も編集されたが,刊行はその一部分にとどまった。
→関連項目大内家壁書祇園執行日記五代帝王物語天台座主記後狩詞記屋代弘賢六代勝事記和学講談所

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ぐんしょるいじゅう【群書類従】

塙保己一編の叢書。正編1270種530巻666冊,続編2103種1150巻1185冊からなる日本最大の叢書。正編は,1779年(安永8)に保己一がその編纂・出版のため,天満宮に心経百万巻読誦の誓願をしてから,1819年(文政2)に全冊の刊行を終えるまで,実に41年の歳月を費やした,畢世(ひつせい)の大業。その完成までには,幕府による援助をはじめ,蔵書を提供した幕府紅葉山文庫伊勢神宮林崎文庫のほか,大名,公家,寺院など,各方面の協力を必要とした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ぐんしょるいじゅう【群書類従】

古文献の叢書。正編五三〇巻六六五冊および目録一冊、続編一一五〇巻一一八五冊。塙保己一はなわほきのいち編。正続合わせて3373種に及ぶ日本の古書を神祇・帝王以下二五の部に分類して編纂。正編は1819年刊行完了。続編は1911年(明治44)刊行完了。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

群書類従
ぐんしょるいじゅう

江戸後期に編集された古文献の叢書(そうしょ)。塙保己一(はなわほきいち)編。1779年(安永8)に着手、門人中山信名(のぶな)、屋代弘賢(やしろひろかた)らの助けを得て、1819年(文政2)530巻を刊行した。収める文献は1270種に及ぶ。部門を神祇(じんぎ)、帝王、補任(ぶにん)、系譜、伝、官職、律令(りつりょう)、公事(くじ)、装束、文筆、消息、和歌、連歌(れんが)、物語、日記、紀行、管絃(かんげん)、蹴鞠(しゅうきく)、鷹(たか)、遊戯、飲食、合戦、武家、釈家(しゃっけ)、雑の25に分け、江戸初期までの貴重な文献を収載している。日本史、国語国文学における重要な資料集である。明治時代に活版印刷され、昭和年間に新版が出ている。保己一はまた続編をも計画したが、実現できず、子孫・門人に受け継がれ、曲折を経て1924年(大正13)より『続群書類従』として活版で刊行され完成した。『続群書類従』は1150巻、2103種の文献を収めている。こののち明治に、市島謙吉により『続々群書類従』、水谷弓彦、幸田成行(しげゆき)(露伴(ろはん))によって『新群書類従』が編集刊行されている。[百瀬今朝雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の群書類従の言及

【図書館】より

…彼はまた《類聚(るいじゆう)国史》を撰しているが,これは,そのときまでに出た六国史それぞれの中から事項別に原文を抜粋し編集したもので,カード(短札)方式による知識情報の処理の最初の例ともいえる。この〈類聚〉という考え方こそ,後の塙保己一(はなわほきいち)の《群書類従》,明治政府の《古事類苑》などに通じる類書的発想,ひいては今日の情報管理の原則たる知りたい知識情報そのものへの接近を可能ならしめる工夫である索引,抄録の思想につながるものである。それはまた史料編纂所の大事業《大日本史料》編纂にも受け継がれている。…

【図書分類法】より

…なお,東洋には清の乾隆帝が収集した叢書を分類したいわゆる《四庫全書》の分類である〈四庫分類〉,経,史,子,集が知られている。さらに国書の収集に努力した塙保己一の《群書類従》は神祇以下列挙式に25部門に分類されている。日本図書コード分類【小野 泰博】。…

【塙保己一】より

…山岡明阿に律令,萩原宗固に歌文,さらに宗固の勧めで賀茂真淵に六国史などを学んだが,真淵は入門して半年後に没した。1779年(安永8)に《群書類従》の編纂に着手,40年を費やして本事業を完成させ,ついで続編の計画を進めた。その間,水戸の彰考館に召され,《参考源平盛衰記》や《大日本史》の校訂を委嘱された。…

※「群書類従」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

群書類従の関連キーワード江戸砂子武家名目抄本庄市塙保己一記念館児玉〈町〉埼玉県本庄市児玉町保木野田口保明千葉直胤奈佐勝皐塙忠宝塙保己一旧宅

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

群書類従の関連情報