石田川原新村(読み)いしだかわらしんむら

日本歴史地名大系 「石田川原新村」の解説

石田川原新村
いしだかわらしんむら

[現在地名]黒部市犬山いぬやま浜石田はまいしだ

布施ふせ川が片貝かたかい川に合流する河口付近にあり、北は石田村、東は石田新町いしだあらまち村。寛永一二年(一六三五)石田村領布施川原を新開し、村ができたので石田川原新村と称した(「新川郡村名由来」加越能文庫)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高一八石、免四ツ六歩(三箇国高物成帳)。享保八年(一七二三)から六度の手上高により、天保一一年(一八四〇)の草高三三石余。ほかに同村領の草高一石余があり、天保九年の手上高により草高一二石余(「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android