砂長じて巖となる(読み)いさごちょうじていわおとなる

精選版 日本国語大辞典 「砂長じて巖となる」の意味・読み・例文・類語

いさご【砂】 長(ちょう)じて=巖(いわお)[=岩(いわ)]となる

  1. 砂が成長して大きな岩となる程の長い期間をいう。人の命や権勢が長く続くことを祝っていうことば。さざれ石の巖となる。
    1. [初出の実例]「砂長為巖之頌。洋々満耳」(出典古今和歌集(905‐914)真名序)
  2. 小さな、とるにたりないものでも、たくさん集まれば高大なもの、価値あるものとなる。塵も積もれば山となる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む