硝子玉(読み)ガラスだま

精選版 日本国語大辞典 「硝子玉」の意味・読み・例文・類語

ガラス‐だま【硝子玉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ガラス製の玉。ガラスの球。
    1. [初出の実例]「ガラス玉を大小六個磨り潰しましたよ」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉六)
  3. 俗に、眼鏡のレンズ部分のこと。
    1. [初出の実例]「眼鏡を外してハンケチを出して、硝子玉(ガラスダマ)を拭きながら」(出典:いたづら小僧日記(1909)〈佐々木邦訳〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android