磯貝の(読み)いそがいの

精選版 日本国語大辞典 「磯貝の」の意味・読み・例文・類語

いそがい‐のいそがひ‥【磯貝の】

  1. ( 「磯貝」の意から ) 「片」「寄る」にかかる。
    1. [初出の実例]「水くくる玉にまじれる礒貝之(いそかひノ)片恋のみに年は経につつ」(出典万葉集(8C後)一一・二七九六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android