祝人郷(読み)はふりごう

日本歴史地名大系 「祝人郷」の解説

祝人郷
はふりごう

和名抄」高山寺本は「ハフリ」と片仮名で訓を記し、東急本は「波布利」と訓じている。古代祭祀を職掌とする集団の祝部が存在した。古墳時代には死人を生き返らせるために「みたまふり」が行われた。神は祖先であるという考えが起こると、古墳の前でこの行事が実施された。墓前の祀りと神社の祀りとが混同され、ここに「はふり」が「かんぬし」と同じ意味となったのである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 埴輪窯跡 駒形

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む