埴輪窯跡(読み)はにわがまあと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「埴輪窯跡」の意味・わかりやすい解説

埴輪窯跡
はにわがまあと

埴輪を焼成した窯跡須恵器の窯跡に比べて発見例は非常に少い。斜面傾斜をもった穴を掘って造っている。茨城県馬渡の例でみると,全長 6.5m,焼成室の幅 1.7m,焚口幅 90cmで底面には段がなく,傾斜度は約 25度である。数基集中して存在した。古墳における埴輪の数からみて,それらは数ヵ所の窯から集められたと推測される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む