神居古潭帯(読み)かむいこたんたい

最新 地学事典 「神居古潭帯」の解説

かむいこたんたい
神居古潭帯

Kamuikotan Zone ,Kamuikotan Belt

北海道,空知─エゾ帯の中央を縦断する複背斜帯(空知─エゾ帯の亜帯)であり,超苦鉄質岩体や緑色岩・変斑れい岩などのオフィオライト岩類,蛇紋岩メランジュ,結晶片岩類および極低変成度の付加体が分布する。後二者からは藍閃石のほか,ひすい輝石+石英やローソン石・あられ石など低温高圧型変成鉱物が産出するが,中圧型の変成岩も産する。オフィオライト岩類は高温低圧型変成作用を被っている。高温低圧型を除く中~高圧型変成岩類は,白亜紀前期~古第三紀の変成ないし冷却年代を示す。また砕屑性ジルコンや低変成度部から産する放散虫化石の年代から,イドンナップ帯付加体の深部相と考えられている。参考文献君波和雄ほか(1986) 地団研専報31:1

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参照項目:日本列島とその周辺の地体構造区分

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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