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日本列島 にほんれっとうJapanese archipelago

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

日本列島
にほんれっとう
Japanese archipelago

太平洋島弧の一部を形成する島々。アジア大陸よりやや離れて太平洋中にいくつもの弧がつながる弧状列島の一部。アジア大陸の東縁部にあたる。日本列島(弧)を中心にして千島弧,伊豆-小笠原弧,南西諸島弧が連なり,それぞれの太平洋側に海溝を伴う。中央には縦に山脈が走り,地勢上,太平洋側と日本海側に分けられ,中部地方に高い山地と多くの盆地がある。大陸,大洋との位置関係から季節風の影響が大きく,日本海側は世界有数の多雪地帯となっている。ほかの弧状列島と同じく,地震,火山活動が活発。フォッサ・マグナ(または糸魚川-静岡構造線)により,東北日本西南日本に分けられ,西南日本はさらに赤石山脈西縁からほぼ直線状に四国北部を通る中央構造線により,太平洋側の西南日本外帯と大陸側の西南日本内帯とに分けられる。このほか,新第三紀中新世に日本に発達したグリーン・タフ地域を指標として区分する方法もある。たとえば,盛岡付近から白河を結ぶ線で東北地方,関東地方北部を分けると,非グリーン・タフ地域(北上高地阿武隈高地,常磐炭田地域),グリーン・タフ地域(奥羽山脈以西)となり,それぞれ,東北日本外帯,東北日本内帯といわれる。

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デジタル大辞泉の解説

にほん‐れっとう〔‐レツタウ〕【日本列島】

アジア大陸の東方に連なる弧状列島地殻変動火山活動が活発。数万年前に大陸と離れてほぼ現在の形になった。

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百科事典マイペディアの解説

日本列島【にほんれっとう】

アジア大陸東縁の弧状列島。北から北海道〜サハリン(樺太)の弧,本州弧,琉球弧とつらなり,さらに千島弧,(伊豆)七島弧などが区別される。典型的な島弧・海溝系が発達する地域で,深い海溝・多数の活火山・頻繁な大小の地震・深発地震帯・高い地殻熱流量・著しい重力異常などの現象があって,世界で最も活動的な地域の一つになっている。
→関連項目糸魚川‐静岡構造線秩父古生層日本飛騨変成岩本州造山運動

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世界大百科事典 第2版の解説

にほんれっとう【日本列島】

日本列島は,太平洋を縁どり帯状の地域をつくる環太平洋地帯に属し,アジア大陸の東縁に分布する花綵(かさい)列島の一部を構成する。国土の主要部である本州,北海道,四国,九州は,互いに連接して日本列島の弧をつくり,全体としては南北に細長く続き,南東にふくらんだ形の島列を示す。北海道の渡島(おしま)半島,本州,四国,九州の山地の配列からその北半は東北日本弧,西半は西南日本弧の二つの島弧が会合したものと解釈されている。

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大辞林 第三版の解説

にほんれっとう【日本列島】

ユーラシア大陸の東縁に沿って太平洋の北西部に弧状に連なる列島。北海道・本州・四国・九州とそれらに付属する三千七百余の島々から成る。火山活動・造山運動が活発。

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