神田紺屋町二丁目横町蔵地
かんだこんやちようにちようめよこちようくらち
[現在地名]千代田区神田美倉町・岩本町一丁目
本銀町会所屋敷蔵地の東に位置する片側町。南は今川橋埋立地、東は岩原幸伯拝領町屋敷、北は町会所付請負地。延宝年間(一六七三―八一)の絵図以来佐柄木町となっており、元禄四年(一六九一)頃に掘割(竜閑川)が開削される際には町地の一部が削られた。享保年間(一七一六―三六)になると北側が明地となり紺屋町二丁目横町蔵地がみえ、幕末に至る。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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