神矢(読み)かみや

精選版 日本国語大辞典 「神矢」の意味・読み・例文・類語

かみ‐や【神矢】

〘名〙 神が射るという不思議な矢。
保元(1220頃か)中「右の御喉の下自(より)、左の御耳の上へぞ通りける。逆さまに矢の立ちけるこそ不思議なれ。神箭なるかとぞ覚えし」

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