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福井弥五左衛門 ふくい やござえもん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

福井弥五左衛門 ふくい-やござえもん

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者,歌舞伎作者。
寛文(1661-73)のころ大坂の花車方(かしやがた)として名をあげ,また「非人敵討(ひにんかたきうち)」をかいて続き狂言を創始したとされる。かたわら藤田小平次などおおくの名優をそだてた。前名は浅之丞。

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朝日日本歴史人物事典の解説

福井弥五左衛門

生年:生没年不詳
江戸前期に大坂で活躍した歌舞伎役者,狂言作者。はじめ福井浅之丞と名乗り花車形(老女形)として舞台を勤めていたが,のち弥五左衛門と改名。なお姓は福井とされているが詳細については明らかでない。通説によると,寛文4(1664)年「非人の敵討」を書いて続き狂言(多幕物)を創始したとされる。後進の指導にも熱心で,当時名優といわれた藤田小平次,金子六右衛門らを育てた。

(今西晶子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典内の福井弥五左衛門の言及

【非人仇討物】より

…浄瑠璃・歌舞伎脚本の一系統。1664年(寛文4)ころに大坂の歌舞伎で上演された福井弥五左衛門作の二番続きの狂言《非人敵討(ひにんかたきうち)》に始まる仇討物の類型で,非人姿に身をやつした主人公が苦心の末に首尾よく本懐を遂げるという経緯を描くことに主眼をおいた作品の総称。とくに落ちぶれた主人公が,病気や手傷のために弱った体をかばいつつ,悪人を相手に悲壮な立回りを演ずるという典型的な〈手負い事〉の場面が作中最大の眼目とされている。…

※「福井弥五左衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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