秋の田を(読み)あきのたを

精選版 日本国語大辞典 「秋の田を」の意味・読み・例文・類語

あきのた‐を【秋田を】

  1. 枕 秋の田の稲を刈る意から、同音を含む「かりほ(仮廬)」にかかる。
    1. [初出の実例]「秋田叱(あきのたを)仮廬を作りいほりしてあるらむ君を見むよしもがも」(出典:万葉集(8C後)一〇・二二四八)

秋の田をの補助注記

挙例の「叱」は「叫」の字とみるべきで、「叫」はさけぶ意であるから、応答詞の「を」に通ずる。「叱」の文字は諸本に異同がないが、「苅」の誤りとしてアキタカルとよむ説も真淵の「万葉考」以来有力。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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