秋財布に春袋(読み)あきざいふにはるぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「秋財布に春袋」の意味・読み・例文・類語

あきざいふ【秋財布】 に 春袋(はるぶくろ)

  1. ( 秋は空(あき)に通ずるので縁起がよくない、春は「張る」に通ずるので縁起がよい、というところから ) 秋には財布を縫うな、春には袋を縫え、ということわざ。〔俚言集覧(1797頃)〕

秋財布に春袋の補助注記

秋には財布を縫い、春には袋を縫えの意、つまり、秋は実の入る時、春は張るに通ずることによる、ともいう。〔諺語大辞典(1910)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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