デジタル大辞泉 「春袋」の意味・読み・例文・類語 はる‐ぶくろ【春袋】 女児が新年に縫い初めに作る袋。「春」を「張る」にかけて縁起を祝うもの。《季 新年》「かくしたるうちぞ床しき―/蝶夢」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「春袋」の意味・読み・例文・類語 はる‐ぶくろ【春袋】 〘 名詞 〙 ( 「春(はる)」に「張る」をかけて祝ったことば ) 新年、女子が幸福を多く取り入れるようにと上下を縫い合わせて作る祝いの袋。天地袋(あめつちのふくろ)の遺風だといわれる。《 季語・新年 》[初出の実例]「花染の五尺の布やおしむらん〈政信〉 春袋をし縫たてもせず〈安静〉」(出典:俳諧・紅梅千句(1655)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例