春袋(読み)ハルブクロ

精選版 日本国語大辞典 「春袋」の意味・読み・例文・類語

はる‐ぶくろ【春袋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「春(はる)」に「張る」をかけて祝ったことば ) 新年、女子が幸福を多く取り入れるようにと上下を縫い合わせて作る祝いの袋。天地袋(あめつちのふくろ)遺風だといわれる。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「花染の五尺の布やおしむらん〈政信〉 春袋をし縫たてもせず〈安静〉」(出典:俳諧・紅梅千句(1655)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む