穀物備蓄分担制度(読み)こくもつびちくぶんたんせいど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「穀物備蓄分担制度」の意味・わかりやすい解説

穀物備蓄分担制度
こくもつびちくぶんたんせいど

各国がそれぞれ一定量の穀物備蓄を分担して世界の食糧需給が逼迫したときその備蓄分を放出し,逆に緩和したときには備蓄の積増しをするなど,世界の穀物需給を安定させようとする構想をいう。国連食糧農業機関やアメリカが推進役であるが,備蓄の目標数量や穀物の価格安定帯,各国の国内事情などが複雑にからみ合い,足並みはなかなかそろわない。日本では独自に備蓄制度を設けるという構想もあるが,その負担をめぐる問題で難航している。

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