積分曲線(読み)せきぶんきょくせん(その他表記)integral curve

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「積分曲線」の意味・わかりやすい解説

積分曲線
せきぶんきょくせん
integral curve

微分方程式の解曲線。1階の常微分方程式 F(xyy′)=0 の解を yf(xc) とすれば,これに含まれる任意定数 c に応じて,平面上の曲線群が得られる。この曲線群に属する各曲線を,与えられた微分方程式の積分曲線あるいは解曲線という。同様に,n 階の常微分方程式の解に対しては,n+1 次元空間の曲線としての積分曲線が定まる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む