積込(読み)つみこむ

精選版 日本国語大辞典 「積込」の意味・読み・例文・類語

つみ‐こ・む【積込】

[1] 〘他マ五(四)〙 中に積み入れる。貨物を車や船などに入れる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二「彼人と倶に薪炭をつみこんで河岸へひいてきた大八車へ」
[2] 〘他マ下二〙 (一)に同じ。
太平記(14C後)一八「水木足て嶮く峙(そばだち)たる峯を攻(つめ)の城に拵て、兵粮七千余石積籠(ツミコメ)たり」

つみ‐こみ【積込】

〘名〙 積みこむこと。積んで中に入れること。また、それをする人。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)二「此すっきりとしてりりしい拵へを、船の積(ツミ)こみにして置のは、土中のたまで惜しいもんだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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