空しき骸(読み)ムナシキカラ

デジタル大辞泉 「空しき骸」の意味・読み・例文・類語

むなしきから

なきがら。死骸
「恋しきにわびて魂まどひなば―の名にや残らむ」〈古今・恋二〉

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精選版 日本国語大辞典 「空しき骸」の意味・読み・例文・類語

むなしき【空】=骸(から)[=体(からだ)・=形(かたち)

  1. 死骸。なきがら。
    1. [初出の実例]「こひしきにわびてたましひまどひなばむなしきからのなにや残らん〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋二・五七一)

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