空時収量(読み)クウジシュウリョウ

化学辞典 第2版 「空時収量」の解説

空時収量
クウジシュウリョウ
space time yield

略称STY.空時収率,空時得率ともいう.流通法による接触反応において,反応物質が触媒層を通過するときに,単位触媒当たり単位時間に生成される目的生成物の量のこと.いいかえると,空間速度に目的生成物の収量を乗じたもので,単位は

である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android