立ち腹(読み)タチバラ

デジタル大辞泉 「立ち腹」の意味・読み・例文・類語

たち‐ばら【立ち腹】

《「たちはら」とも》腹を立てやすいこと。怒りっぽいこと。また、そのような性質
「この聖人は極めて―にぞ有りける」〈今昔・一九・一〇〉
立ったままで切腹すること。
武家に生まれた不祥には、大門口で―切り」〈浄・反魂香

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android