立板に水(読み)たていたにみず

精選版 日本国語大辞典 「立板に水」の意味・読み・例文・類語

たていた【立板】 に 水(みず)

① 水の流れの速いこと。
源平盛衰記(14C前)二三「流の早事立板(タテイタ)に水を懸に似たり」
弁舌の流暢なさまや滔々とたて続けにものを言うことのたとえ。
※虎明本狂言・伊呂波(室町末‐近世初)「たていたに水をかくるやうにはなりまらすまひ程に」

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