デジタル大辞泉 「二三」の意味・読み・例文・類語 に‐さん【二三】 ふたつみつ。数の少ないことをいう。いくつか。「二三質問をしたい」[類語]少ない・小勢・少数・小人数・無勢・少し・少しく・少少・ちょっと・ちょいと・ちと・ちっと・ちょっぴり・いささか・いくらか・いくぶん・やや・心持ち・気持ち・多少・若干・少量・僅僅きんきん・わずか・数えるほど・たった・ただ・たかだか・しばらく・なけなし・低い・手薄・少なめ・内輪・軽少・軽微・微弱・微微・微少・僅少きんしょう・些少さしょう・最少・微量・ちびちび・一つまみ・一握り・一抹・一息・紙一重・雀すずめの涙・鼻の差・残り少ない・ちょこっと・ちょこんと・ちょっこり・ちょびちょび・ちょびっと・ちょぼちょぼ・ちょろり・ちょんびり・ちょんぼり・ちらり・爪の垢あか・小口・ささやか・寸毫すんごう・プチ・ほのか・幾ばく・せいぜい・たかが・微塵みじん・些細ささい・まばら・ほんの・あるかなきか・一縷いちる・心ばかり・印しるしばかり・形ばかり 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「二三」の意味・読み・例文・類語 に‐さん【二三】 〘 名詞 〙① ふたつみっつ。少ない数にいう語。いくらか。すこし。[初出の実例]「其衷(ちう)を探れば、則ち彼は其心を二三(ニサン)(〈注〉ウワキ)にし、妾(せう)は一つに貞堅を播(と)る」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編)② 二と三。③ 江戸時代に、遊里で用いられた客の替名(かえな)。五兵衛、五郎兵衛などの「五」を分解したものという。[初出の実例]「長崎屋出羽あげづめにせし二三といへる男」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)一)④ 藤八拳(とうはちけん)のこと。二人が対座して、狐と庄屋と鉄砲に見たてた三種類の両手のかたちによって勝負を決するところから、その「二」と「三」をとっていう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by