竹簀掻・竹簀垣(読み)たかすがき

精選版 日本国語大辞典 「竹簀掻・竹簀垣」の意味・読み・例文・類語

たか‐すがき【竹簀掻・竹簀垣】

〘名〙
① 竹を編んだ簀子(すのこ)。また、それを敷いた床。たけすがき
※類従本堀河百首(1105‐06頃)恋「山賤葦屋にかけるたかすかきふしにくしとも思ひけるかな〈源俊頼〉」
② 竹で編んだ透垣(すいがい)
※とはずがたり(14C前)五「雪いとふりて、たかすかきといふ物、したる所のさまも、ならはぬ心ちして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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