精選版 日本国語大辞典 「笊に水を入れる」の意味・読み・例文・類語 ざる【笊】 に 水(みず)を入(い)れる いくら努力してもむだであること、効果がまったくないことのたとえ。骨折り損のくたびれもうけ。籠(かご)で水を汲む。[初出の実例]「やぶれわれた器や盃などは、江河の尽ることないも、たぶと十分にみつることをえなさぬぞ。いやしい者のことわざにざるに水を入るるやうなと云ぞ」(出典:玉塵抄(1563)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例