笹分く(読み)ササワク

デジタル大辞泉 「笹分く」の意味・読み・例文・類語

ささ‐わ・く【×笹分く】

[動カ下二]笹の生えている間を押し分ける。
「秋の野に―・けし朝の袖よりも逢はで来し夜ぞひちまさりける」〈古今・恋三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「笹分く」の意味・読み・例文・類語

ささ‐わ・く【笹分】

  1. 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 笹の生えている所を押し分けて行く。
    1. [初出の実例]「秋の野にささわけし朝の袖よりもあはでぬる夜ぞひぢまさりける」(出典:伊勢物語(10C前)二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む