笹野権三郎(読み)ささのごんざぶろう

精選版 日本国語大辞典 「笹野権三郎」の意味・読み・例文・類語

ささの‐ごんざぶろう【笹野権三郎】

  1. 宝蔵院流槍術家。名は義胤。紀州藩士、のち、筑後柳川藩士(三百石)。父の仇討と美男とで知られ、槍の権三とうたわれた。寛永慶安一六二四‐五二)頃の人。

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世界大百科事典(旧版)内の笹野権三郎の言及

【笹野名槍伝】より

…明治期に流行した講談で《笹野権三(ごんざ)仇討》《笹野権三郎(ごんざぶろう)後日譚》《笹野権三名誉の鎗》などの名の速記本も残っている。槍術(そうじゆつ)宝蔵院流の名手で紀州家の臣,笹野権三郎が義妹お梅とともに艱難(かんなん)の末,義父(育て親)の仇を討つという話。…

※「笹野権三郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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