出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉
「慶安」の意味・読み・例文・類語
けいあん【慶安】
江戸初期、後光明天皇の時の年号。1648年2月15日~1652年9月18日。
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けいあん【慶安】
日本の元号(年号)。江戸時代の1648年から1652年まで、後光明(ごこうみょう)天皇の代の元号。前元号は正保(しょうぼう)。次元号は承応(じょうおう)。1648年(正保5)2月15日改元。「正保」の元号が「焼亡」につながり不吉である、などの批判を受けて行われたとされている。『周易(しゅうえき)』を出典とする命名。慶安年間の江戸幕府の将軍は徳川家光(いえみつ)(3代)、徳川家綱(いえつな)(4代)。1649年(慶安2)、幕府は農政の基本を定めた「慶安の御触書(おふれがき)」を発布した。1651年(慶安4)には、兵学者・由比正雪(ゆいしょうせつ)の幕府転覆計画が発覚。この事件は「慶安の変」と呼ばれている。
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慶安 けいあん
?-? 江戸時代前期の医師。
京都の人。元和(げんな)4年(1618)キリシタンゆえに捕らえられたが,外科医としての手腕をみとめられ,天皇が病気のときにはめしだされて治療にあたり,また医学をこころざす者には,牢中でおしえることをゆるされたという。
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出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報