筆を馳す(読み)ふでをはす

精選版 日本国語大辞典 「筆を馳す」の意味・読み・例文・類語

ふで【筆】 を=馳(は)す[=走(はし)らせる]

  1. すらすらと文章を書く。筆を舞わす。
    1. [初出の実例]「尊忠僧都持来日吉社御正体図絵一鋪銘之由、即馳筆了」(出典玉葉和歌集‐元暦元年(1184)一二月二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む