筐の水(読み)カタミノミズ

デジタル大辞泉 「筐の水」の意味・読み・例文・類語

かたみみず

にくんだ水は漏れやすいところから、物事の当てにならないことのたとえ。
「たえぬるか影だにあらばとふべきを―は水草みくさゐにけり」〈かげろふ・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 かげ 水草 実例

精選版 日本国語大辞典 「筐の水」の意味・読み・例文・類語

かたみ【筐】 の 水(みず)

  1. かたみに汲み入れた水。漏れやすいところから、物事のたよりにならないことにたとえる。
    1. [初出の実例]「絶えぬるか影だにあらばとふべきをかたみのみづは水草(みくさ)ゐにけり」(出典蜻蛉日記(974頃)上)

筐の水の補助注記

「後撰‐恋一」に「うれしげに君がたのめし事の葉はかたみにくめる水にぞ有ける〈よみ人しらず〉」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む