(読み)カタミ

デジタル大辞泉 「筐」の意味・読み・例文・類語

かたみ【×筐】

目を細かく編んだ竹かご堅間かたま勝間かつま。「花

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精選版 日本国語大辞典 「筐」の意味・読み・例文・類語

かたみ【筐】

  1. 〘 名詞 〙 竹で編んだ目の細かいかご。堅間(かたま)勝間(かつま)
    1. [初出の実例]「かたみをいとをかしげにつくりて御菓子(くだもの)いれたり」(出典:延喜廿一年京極御息所褒子歌合(921))

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普及版 字通 「筐」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] キョウ(キャウ)
[字訓] かご

[字形] 形声
声符は匡(きょう)。匡ははこで、飯器。竹を以て作るものを筐という。

[訓義]
1. かご、四角のかご。
2. ねだい
3. 小さなかんざし
4. 匡と通用する。

[古辞書の訓]
名義抄〕筐 アジカ・カタミ・ハコ

[熟語]
筐筥筐挙筐篋筐貢・筐子筐笥筐牀筐底・筐・筐筐籃筐籠・筐
[下接語]
欹筐・盈筐・筐・玉筐・執筐・承筐・績筐・飯筐・筐・扶筐・敝筐・奉筐・瑶筐

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