コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

水草 みずくさwater plant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

水草
みずくさ
water plant

水中に生える植物の総称。ただし藻類とは区別して,維管束植物のうち生となって淡水に生えているものをさすのが通例である。タヌキモマツモスイレンセキショウモウキクサなどは種子植物の例,サンショウモなどはシダ植物の例。これらの場合,モ () という名がついていても,緑藻類ではない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

すい‐そう〔‐サウ〕【水草】

水中またはその水辺に生える。みずくさ。

み‐くさ【水草】

みずくさ」に同じ。
「古(いにしへ)の古き堤は年深み池のなぎさに―生ひにけり」〈・三七八〉

みず‐くさ〔みづ‐〕【水草】

水中や水面に生える草。すいそう。みくさ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

水草【すいそう】

〈みずくさ〉,水生植物とも。水中に生育する植物の総称。抽水(ちゅうすい)植物(ヨシ,ガマなど,茎の下部や根を水につけ岸近くで生育するもの),浮葉植物ヒシトチカガミなど,水深1〜2mに生え葉を水面に浮かべるもの),沈水植物クロモエビモなど,2〜10m付近で体全体を水につけているもの),ウキクサなどの浮水植物,藻類植物プランクトンなどをすべて含む。

水草【みずくさ】

水草(すいそう)

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

すいそう【水草 water plant】

水生植物のことで〈みずくさ〉ともいう。植物体全体が水中にあり,根が水底についているクロモ,エビモなどの沈水植物と,ジュンサイヒルムシロなどの水面に浮かぶ葉をもつ浮葉植物floating‐leaved plant,ガマ,ハスなどの葉や茎が水面上にでる抽水植物emergent plant(挺水植物ともいう),根が水底につかず,植物体全体が水面や水面下で浮遊するウキクサ,タヌキモなどの浮水植物floating plantからなる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

すいそう【水草】

(海草に対して)淡水中または湿地に生える草。みずくさ。
水と草。

みくさ【水草】

水中に生える草や、水辺に生える草の総称。みずくさ。 「池のなぎさに-生ひにけり/万葉集 378
[句項目]

みずくさ【水草】

水中に生える草や藻。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版の解説

水草 (ミズクサ)

植物。ガマ科の抽水性多年草,園芸植物,薬用植物。ガマの別称

水草 (ミズグサ)

植物。スイレン科の抽水性多年草,園芸植物,薬用植物。ハスの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典内の水草の言及

【水草】より

…淡水産の高等植物に限る場合と,アマモなどの海水産の高等植物や大型藻類まで含める場合がある。 水草の生活の場となる水界は,植物に必要な水はもちろん,栄養塩類やガス類が溶存状態で存在し,温度変化は小さい。このように植物の生育に好適な一方,水は光を吸収し,水中では深くなると暗くなる。…

※「水草」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

水草の関連キーワード根掛かり・根掛り浮き草・浮草・萍アクアプラント浮き巣・浮巣ミズオオバコナギ(水草)ヒシ(菱)寄る瓮の水ボトリウムキンギョモ金銀蓮花芦刈神事樹葉点式根食葉虫ヒシの実水草生う尾瀬河骨根室河骨淡水海綿池運上

今日のキーワード

阪神園芸

阪神電気鉄道株式会社の子会社で、兵庫県西宮市に本社を置く造園会社。正式名称は「阪神園芸株式会社」。1968年に設立された。環境緑化工事の施工・維持管理、公園植栽などの管理、観葉植物のリースといった業務...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

水草の関連情報